こんにちは。スキケアアドバイザーの西崎です。
普通に生活してるだけなのに、いきなりニキビってできませんか?
睡眠不足、ストレス、生理前などという時に多いかもしれませんが、治ってもまた同じとこにできたり、跡が残っちゃったり。
憂鬱な気分になりますよね。
アクネケア用のスキンケアもありますが、なかなか改善までは…という方。
まずは大人ニキビの正体を知りましょう。
【大人ニキビがなぜできるのか?】
ニキビができる理由は一つではありません。できる場所などにもよって違いますが、実際に聞くお悩みで多いのは、『生理前など、ホルモンバランスが崩れた時にできる』という声です。
本来美肌というものは、水分と油分のバランスが良い状態を指しますが、ホルモンバランスが崩れると、肌の機能が正しく働かず、油分の分泌量が増えてしまいます。(ストレスや寝不足でもホルモンバランスは崩れます)
そして、ターンオーバーのサイクルも乱れ、古い細胞がうまく剥がれ落ちず、毛穴を詰まらせてしまいます。
この時、『アクネ菌』が増殖しやすい状態になります。
アクネ菌は、常在菌(肌の機能を正常に保つために必要な菌)の一種で、特別ニキビができやすい人の肌だけに存在する訳ではありません。
でも、アクネ菌は、皮脂を栄養として、詰まった毛穴を好み、増えすぎると肌を攻撃し炎症を起こさせます。それがニキビの始まりです。
【どうしたらニキビができにくくなるの?】
まずは洗顔ですが、特別必死に洗う必要はありません。
先に述べた通り、アクネ菌は常在菌なので、すべて取り除く必要はないからです。朝と夜という具合に、普通に洗顔すれば問題はありません。
それよりももっと大切なことは、『乾燥をさせない』ということです。
乾燥をさせないと言っても、クリーム等でベトベトにしておくということではなく、水分を欠かさないということです。
ホルモンバランスが崩れ、油分が多いということは水分が少ないということなのです。
肌は、人が思っているよりも優秀な細胞です。
よく「混合肌です」という方がいますが、混合肌というものは本来はありません。額や鼻からあごにかけてはベトベトするけど、頬の辺りは乾燥するという方は、乾燥肌です。頬に乾燥があれば、出しやすい箇所から油分を出し補おうとするのが肌なので、乾燥を改善すれば自然と美肌に導いてくれるという訳です。
肌の水分量を多くすることにより、硬くなった角質層が柔らかくなり、ターンオーバーのサイクルも整ってきて、アクネ菌の増殖を防ぐこともできるようになるということです。
肌にとって『良い状態の水分』でしっかりと、肌の潤いを保たせることが美肌への近道です。
《 肌を水で満たす 》スキンケア → 《 夢水肌 》